今回の記事では新卒エンジニアは油断していると会社に飼い殺されるという話をして行こうと思います。
最近はエンジニアを目指す人が増えたこともあり、エンジニアになるための競争率が上がってきています。
そんな中エンジニアの内定がもらえたことでつい油断してしまい、新卒1年目と言う人生で大事な時間を棒に振ってしまう人も少なくありません。
しっかりと目標を持ち会社を利用してやるぐらいの気持ちで行きましょう!
開発以外の事で時間を取られすぎるな
どの会社に入社をしても新卒は何かと仕事以外の雑務をやらされる傾向にあります。
例としては下記
- 飲み会の幹事
- 会議室の準備や片付け
- 月末の定例や忘年会の準備
- よくわからない研修の数々。そしてその課題
もちろんこれらを経験しておくのは悪い事ではありませんが、エンジニアとしての成長はほぼ見込めません。
雑務にばかり時間を取られてしまうとせっかくエンジニアになったのに、殆ど経験を積めずに1年目が終わってしまいます。
一度やったことがある雑務は出来る限り手短に終わらせられるようにしておきましょう。
失敗を恐れずにチャレンジしまくろう
新卒1年目は失敗を恐れずにチャレンジしまくれる絶好のチャンスです。
先輩に相談をしつつ進めた上での失敗は大抵許してもらえます。
例えばうっかり本番のデータベース初期化しちゃっても、先輩が必至でなんとかしようとしてくれます。
(もちろんわざとはだめですよ)
もちろん何度も同じ過ちを繰り返さないようにする必要はありますが、周りの目は温かいものです。
これが5年目、10年目のエンジニアになると
「え、そんな事も知らないの?出来ないの?」
となってしまうので1年目のうちに果敢にチャレンジしてたくさんの失敗を経験しておきましょう。
アピールをして仕事を勝ち取ろう
新卒1年目のエンジニアはまだ信頼度も低く、会社側としてもリスクが高いので中々難しいタスクを降ってもらえません。
ある意味当然といえば当然ですが、ここで待ちの姿勢になってしまうと
簡単なタスクだけで1年目が終わってしまった
なんてことになりかねません。
これを回避するためにも、日頃から積極的にアピールをしてタスクをこなし、信頼度を上げて難しいタスクも降ってもらえるようになりましょう。
一向に難しい仕事を任してもらえない
普通の会社であれば入社して半年が経過したあたりから
降ってもらえるタスクの難易度も少しずつ上っていきます。
しかしどんなに頑張ってアピールをしても一向に簡単なタスクしか降ってもらえない会社もあります。
こういった状況には大きく分けて3パターンの原因が考えられます。
- 上司との信頼関係を築けていない
- そもそもタスクがない
- 育成する気がない
上司との信頼関係を築けていない
人間の信頼関係を築くのはとても大変な事です。
ひたすらアピールをしているだけでは築けない場合も多々あります。
もし上司との信頼関係が築けていないかもと感じたときは
仕事以外の話で雑談をしてみる事をおすすめします。
雑談は相手のことを知るだけでなく、信頼関係を構築出来るきっかけにもなります。
今まで仕事の事しか話したことがない上司と雑談をするのは中々ハードルが高いと思いますが、普段から雑談を切り出す隙を伺っておきましょう。
そもそもタスクがない
こんな状況の時は正直どうしようもないので
部署異動か転職を考えたほうが良いでしょう。
タスクが無いのが数日間であれば勉強の時間に費やすのもありです。
しかしそれが1ヶ月、2ヶ月と続いた場合は、あなたの1年は何も成果を出せずに終わってしまうかもしれません。
何もせずにお金がもらえてラッキーなんて思うかもしれませんが、あなたは新卒1年目という大切な時間を費やしているのを忘れないようにしましょう。
育成する気がない
会社によっては育成に全く向いていない人がトレーナーやメンターに付く場合があります。
その様な場合は早急に人事の方に相談すると良いでしょう。
何でも一人で実装出来るすごいエンジニアの人も
いざ教える側になると下手な場合なんてざらにあります。
出来る人=教えるのが上手い人
とは限らないのです。
それを会社が理解せずに出来る人をトレーナーなどに付けてしまうケースが意外と多いのです。
もし無理そうと感じたら悩みすぎずに相談できる人に相談しましょう。
まとめ
新卒エンジニアとして採用されたからと言って油断は禁物!
下手をすると会社に一生安月給で飼い殺されてしまいます。
気を引き締めつつ果敢に困難に立ち向かって行き、会社に飼い殺されるのではなく
会社を利用して成長してやるというぐらいの気持ちで立ち向かって行きましょう。
今回の記事では新卒エンジニアと付けて書いていますが、実際はどの職種の新卒の方にも意識してほしい内容なのでよかったら参考にしてみてください。