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エンジニア面接で評価を上げるための間違った方法

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未経験からエンジニアを目指しているのですが、採用面接時の評価を上げる良い方法はありませんか?やはりポートフォリオで難しい機能をたくさん作ったほうが評価は良くなりますか?

今回の記事ではこんな質問に答えていきます。

本記事の内容
  • 評価ばかりを気にした学習はエンジニア転職の失敗に繋がる
  • 評価を上げるための方法としてよくある質問と回答
  • 評価を上げる一番の方法は技術力を高めること

MENTAを通じて未経験者の方にプログラミングを教えたり、転職のサポートをする機会が割とあるのですが、高確率で「面接官の評価を上げるためにはどうしたら良いですか?」という質問を頂きます。

エンジニアとして転職を成し遂げるためのプログラミング学習・ポートフォリオ開発なのでこの疑問を持つ気持ちはとてもわかります。

しかし評価ばかりを気にしていると本質を見失い、エンジニア転職に失敗する可能性が飛躍的に上がります。

そこで今回の記事ではエンジニア歴7年でエンジニアの採用面接官の経験もある僕が、なぜ評価ばかり気にする人はエンジニア転職に失敗しやすいのか、評価を上げるための方法でよくある質問をまとめました。

今回の記事を読み今までの学習方針を見直す事で、何を学ぶべきか、何をアピールするべきかを明確にしていきましょう。

評価ばかり気にするとエンジニア転職は失敗する

評価ばかり気にしているとエンジニア転職に失敗する確率が上がります

エンジニアの採用面接時にどうすれば評価が上がるかを考えている多くの方が、技術的なところではなく何を作れば評価が上がるかを気にしている傾向にあります。

しかしエンジニア採用の面接官はポートフォリオに実装されている機能などよりも下記の内容を見て評価することが多いです。

エンジニアの採用面接で面接官が見ているポイントの例
  • あなたの現在の技術力
  • ポートフォリオ実装時に躓いた際にどのように解決したか
  • 自走してくれそうか
  • 社風に合いそうか

次の項目から1つ1つをもう少し詳しく解説をしますが、ポートフォリオに実装された機能そのものを見て評価することは殆ど無いという事を覚えておきましょう。

未経験と言えど技術力は見られる

5年前であれば未経験からエンジニアを目指す方の採用面接では、技術力はあまり重視せずに人柄を重視する傾向にありました。

しかし最近ではエンジニアになりたい人が増えたこともあり、人柄だけでなく技術力も見る企業が増えています。

ポートフォリオの機能実装でネットの記事を真似るだけ真似て実装した内容だったとしても、なぜその様な実装になっているのかを一通り解説出来るぐらいにしておくと良いでしょう。

ポートフォリオの躓きポイントをどのように解決したか

ポートフォリオに実装されている機能の多くはネットの記事を参考に実装されたものが殆どだと思います。

言い換えると未経験者が開発されたポートフォリオの機能の多くは似通っているので、実装されている機能(コード)だけでは評価が付けづらくなっています。

また最近ではポートフォリオのソースコードを公開している方も少なくないので、なおさら機能だけでは評価が出来ない状況になっています。

そのため面接者の評価を行う際には実装されている機能そのものではなく、どの様な流れで実装をしたのか、問題に直面した時にどのように解決したか(乗り越えたか)の解決プロセスを重視します。

自走してくれそうか

エンジニア歴が無い状態で入社したとしても手取り足取り教えてくれるような企業は稀です。

これは意地悪とかではなく単純に教える人手が足りなかったり、時間が足りなかったりするためです。

そのため、自分で問題を解決しながら開発を進めてくれるような人を求める企業が多いです。

社風に合いそうか

企業によって求めているエンジニアの色が異なります。

たとえば仕様策定の段階で積極的に意見を出してくれるタイプを求めているところもあれば、組織図的な構造の関係で上から降りてきた内容を黙々と実装していく事が出来るタイプを求めているところもあります。

こればっかりは相性次第なところではあるので、自分にあった企業なのかを見極めつつ選考を進めていくのが良いでしょう。

評価の上げ方としてよくある質問と回答

過去にエンジニア転職を目指している方々から頂いた、評価の上げ方としてよくある質問と回答をまとめてみました。

ポートフォリオで実装する機能の数

たくさん機能を実装したほうが評価上がりますか?

たくさん機能を実装したからと言って評価が上がることはないです。

逆に実装されている機能数が少なく、1つのポートフォリオ(ウェブサービス)として成り立たないほどの機能数だと評価が下がる可能性はあります。

また実装した機能の数が少ないとそれだけ実装の理解度も浅い可能性があるので注意しましょう。

ポートフォリオで他人が実装していないものを実装

他の人が実装していなそうな機能を実装すれば評価上がりますか?

他の方と差別化を図ろうとするのは良いことですが、実装する機能が違うというだけでは評価につながらないケースが多いです。

重要なのはあくまでその機能を実装する事でどのような技術力が身に付いたかになります。

ポートフォリオに難しい機能を入れる

やっぱり難しい機能を実装した方が評価上がりますか?

努力は認められるかもしれませんが評価に繋がらない可能性が高いです。

時間を掛けて大きな機能を実装したからと言っても、その機能を実装するための知識が面接を受けている企業で使わなければ大きなアピールポイントにはなりません。

加えて言うと「難しい機能」とはそもそもどの様な機能のことを指すのかという話もあります。

応募したい企業とマッチした技術を取り入れる

応募したい企業が扱っている技術を使ったポートフォリオの方が評価は上がりやすいですか?

その様なポートフォリオを開発されていた場合、早い段階で即戦力になる可能性があるので評価に繋がりやすいです。

ただプログラミング学習を始めた初期段階から応募したい企業が決まっていることは稀だと思うので、エンジニアとしてどの様なシステム(サービス)を作って行きたいかを決めて、それにあった技術を学んでいくのが良いです。

herokuとAWS

ポートフォリオのデプロイ先としてherokuとAWSだったらAWSのほうが評価高いですか?

企業によりますが大抵の場合はAWSの方が評価が高く、逆にherokuの方が評価が高くなることは無いに等しいです。

マネジメントもやりたいと言ったほうが良いか

エンジニアはマネジメントを進んでやろうとする人が少なそうですが、自分からマネジメントもやりたいと言ったら評価に繋がりますか?

マネジメントが出来る人を求めている企業は多いですが、エンジニア未経験の方がマネジメントをやりたいと言ってもそれが採用する理由になることは殆どないです。

なのでもし本当はマネジメントをやりたくないけど、評価を上げるためだけに言うのであれば止めておきましょう。

結論:技術力を高める事がエンジニア転職成功の近道

評価を上げるために色々と試行錯誤してそれを行動に移すのは決して悪いことではありません。

ただしそれは間違った方向に進みやすいので、エンジニアの採用面接で採用される確率を上げたいのであれば、純粋に技術力を高めるのが一番の近道です。

評価を上げるためにポートフォリオに機能を実装するよりも、学習しているプログラミング言語の基礎力を高め全体的な理解度を上げるな学習をしていきましょう。

対価を払ってより早くエンジニア転職を目指す

面接の評価を出来る限り上げたいと考える方の頭の片隅には、早くエンジニアになりたいという気持ちがあると思います。

その場合は独学やサロンに入って学ぶよりもプログラミングスクールに入って転職サポートを受けながら学習したほうが効率的です。

独学の場合はいつポートフォリオが完成するのか、いつ学習が終わるのかというのが不明確ですが、スクールの場合はカリキュラムがあるのでおおよその学習期間が定まります。

また独学だと自分でネット上の膨大な情報を取捨選択する必要があるため、スクールに通うのと比較して学習時間が増加してしまう傾向にもあります。

更に独学の場合は転職サポートが無いので学習を終えた後は、転職活動を1から全部自分で進める必要がありなかなかハードです。

当ブログで厳選したプログラミングスクールは下記の2つになるので、出来る限り効率よくエンジニア転職を成功させたい方は参考にしてみてください。

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ABOUT ME
himakuro
新卒で入社したブラック企業から脱出して超ホワイトな会社に転職。エンジニア歴は7年で普段はウェブサービス作ったりブログを書いたり、MENTAで未経験者の方にプログラミングを指導しています。
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