カテゴリーとタグって何が違うの?どうやって使い分ければいいのか分からない!
今回の記事ではこんな悩みを解決していきます。
ブログではカテゴリーやタグを使って記事の内容をざっくりと表すことが出来ます。
しかしどちらも似たような事ができ、特に制限も無いのでどの様に使うべきか悩む人がとても多いと思います。
そこで今回の記事ではカテゴリーとタグの違いと、使い分け方をQ&A方式で徹底解説して行きます。
この記事でカテゴリとタグの明確な違いを理解して、記事を書く際の迷いを解消して行きましょう!
カテゴリーって何?
A. 記事を分類するための機能
一言で表すとカテゴリーは記事を分類するための機能です。
タグの特徴としては下記の様な事が挙げられます。
カテゴリーの特徴
- 子カテゴリー、孫カテゴリーの様に階層形式で分類が可能
- 記事には必ずカテゴリーの設定が必要
- 何も設定しないと未分類になる
適切なカテゴリーを付けることでブログの方向性も明確になってくるよ!
タグって何?
A. 記事の内容を表すための機能
タグはカテゴリーと少し似ていますが、記事に出てくる重要なキーワードを羅列するのが一般的です。
カテゴリーと大きく違う点としては、タグは必須ではなく階層型にする事も出来ません。
カテゴリーとタグの違いは何?
A. カテゴリーはブログの目次、タグはブログの索引となるもの
あなたのブログを本にするならどの様な目次を作りますか?
どの様な索引を作りますか?
これがカテゴリーとタグの考え方です。
その記事を目次に載せるならどの章(カテゴリー)に分類するか、索引に載せる単語(タグ)は何にするかという方針で考えると迷いが少なくなります。
タグは付けるべき?
A. 読者目線だといらない。運営目線だと将来的にカテゴリーにする可能性があるような単語で付けておくと良い
タグ – 読者目線の場合
今までブログを読んでいて、他にはどんな記事を書いているんだろうと気になった時に、タグを見に行ったことがありますか?
恐らく殆どの方はタグではなく、関連記事やカテゴリーを見に行っていると思います。
つまりはそう言うことで、読者目線から見るとタグは全くもって不要なのです。
タグ – 運営目線
タグは読者目線では不要なので、ブログを運営する際の1つの指標になるように付けるべきでしょう。
例えば将来的にカテゴリーになりうる単語でタグを付けておくと、管理画面の「タグ」のページからどの内容の記事が増えてきたかが分かるようになります。
上記の画像はこのhimakuroブログのタグページです。
これを見ることで、audibleとサイバーマンデーの記事が増えてきたのでAmazonカテゴリーの子カテゴリーとして追加しようかな?とか、ふるさと納税のカテゴリーを作ろうかなとかを考えられるようになります。
またタグを利用する際の注意点として、タグはカテゴリーと同様にタグ毎の専用ページが作成されるというのがあります。
タグを運用しているブログでは同一カテゴリの記事には同じタグを付けがちなので、タグAとタグBのページで同じ記事が並んでしまい、重複コンテンツとみなされる危険性も出てきます。
そこでタグを利用しているブログの場合は、重複コンテンツのペナルティを回避するためにも、「All in One SEO Pack」などのプラグインで、「noindex」を付けるようにしておきましょう。
カテゴリーはどうやって分けていけばいい?
A. まずは大きく、後に細かく分けていくべき
カテゴリーを作る際に敢えて範囲を細かく分けて作り始める方がいます。
例えば「いろはす」、「カルピス」、「コーラ」、「氷結STRONG」の記事を1つずつ書いて、カテゴリーを下記のように作ったとします。
カテゴリーの例
- 水
- ジュース
- 炭酸
- お酒
どんな記事があるのかは分かりやすいかもしれませんが、それぞれのカテゴリーには1記事しかない状態なので時期尚早な感じがしますね。
もしブログが飲み物を題材とした特化ブログにする予定なら、各カテゴリにこれから記事が追加されていくと思うのでこれもありです。
しかしそうでないのであれば、「飲み物」や「飲料」、またはもっと大きく「日常(ライフ)」と言った大きめのカテゴリから作り始めるべきです。
ブログを運営していく中で「お酒」に関連する記事が増えてきたなと感じたら、そのタイミングでの子カテゴリーとして「お酒」を作るのが良いでしょう。
1つの記事を複数のカテゴリに入れるのはあり?
A. 読者のためになるのであればあり。でも重複コンテンツには気をつけて。
基本ブログのカテゴリーとタグは読者のためにある機能です。
読者のためになると思うのであれば、複数カテゴリーに入れて行きましょう。
しかしタグページと同様に重複コンテンツでペナルティを食らう可能性もあるので「noindex」のタグ設定を追加しておくと良いでしょう。
パーマリンクの構造はどうするべき?
A. カスタム構造で投稿名だけを設定するのがおすすめ
パーマリンクとは簡単に言うとブログの記事のURLになります。
そしてこのパーマリンクにはカテゴリやタグを自動で挿入してくれる構造もあります。
しかしこのパーマリンクを利用してしまうと、気軽にカテゴリーやタグの変更ができなくなってしまうのでおすすめしません。
パーマリンクについての詳しい内容は下記の記事にまとめてあるので、気になる方は参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事ではカテゴリとタグの違いと分け方を解説しました。
一見似たような意味を持っているこの2つの機能ですが、明確な違いがあり使い方も異なります。
しかしどちらも読者がよりブログを閲覧しやすくするための機能と言う部分は変わりません。
今後カテゴリやタグを付ける際には、読者の為になっているかを考慮して分類すると、迷う機会が圧倒的に減ると思います。