エンジニアを目指すためにパソコンを買い換えようと思ってるんだけどやっぱりMacがいいのかな?
今回の記事ではこんな疑問に答えていきます。
- なぜエンジニアはMacを使う人が多いのか
- 利用するパソコンで学習速度は変化する
- エンジニアにおすすめのパソコン
こんにちは、himakuro(@himanakuroneko)です!
プログラミング学習を始めてパソコンを利用する頻度が上がってくると、より良いスペックのパソコンに買い替えたくなるタイミングが来ます。
エンジニアに人気のパソコンと言えばMacBook Proですが、Windowsパソコンと比べて価格が高く、そう簡単に購入出来るものではありません。
今回の記事では、なぜエンジニアはMacを好むのか、Macを選ぶ理由は何があるのかを解説していきます。
パソコンを買い替えたいけどMacを選ぶべきなのか、使い慣れている他のパソコンでも良いのかで悩まれている方は是非参考にしてみてください。
Macを利用するエンジニアが急増
実はMacがエンジニアの心を掴み始めたのは割と最近の出来事です。
僕が過去に在籍していた会社では、2014年の時点で9割以上のエンジニアがWindowsパソコン利用していました。
しかし2015年頃から会社がリーダークラスの人にサブパソコンとしてMac Bookを支給するような動きがあり、徐々に社内での普及率が高まっていきました。
あれから5年が経過し日本のIT企業では半数以上のエンジニアがMacを利用するようになりました。
またエンジニア以外の職種の方のMacの利用率も高まり、企業全体でMacを推奨する所もある程にまでなりました。
Macの人気が高まった理由を分析
Macがこれほど人気になったのにはいくつかの理由があります。
- ノマドワーカーの増加
- スタイリッシュな見た目
- 起動の速さ
- スリープからの復帰力
- 安定の性能
- 優秀なトラックパッド
- 美しい画面
- XCodeを使ってiOSのアプリ開発が可能
ノマドワーカー x MacBook
ノマドワーカーとはWi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外でノートパソコンを使い作業をする人を指します。
この「ノマドワーカー」という単語は2010年ぐらいから使われ始め、2012年には多くの人に認知されるワードとなりました。
ちょうどMacが流行り始める直前の時期とも被ります。
そしてノマドワーカーの多くは作業開始時にコーヒーとパソコンのセットで写真を撮る傾向にあり、このような写真がSNS上で人気になりMacを流行らせるきっかけにもなっています。
もちろんWindowsパソコンでも上記のような写真を撮ることは出来ますが、Appleのブランド力も相まってMacでこの様な写真を撮りたいという人も少なくありません。
定評のある起動力と復帰力
Windowsパソコンは起動やスリープからの復帰に1分程度の時間を要するものが多いです。
もちろんパソコンのスペックは日々向上しているので、昔と比べると大分早くなっています。
しかしWindowsパソコンはスリープからの復帰時にそのままフリーズしてしまうケースもよくあります。
そのため作業を中断する場合は一度シャットダウンする方も多いと思います。
一方MacBookは数秒〜10秒程度で起動もスリープからの復帰を行なうことが出来るので、カフェでサクッと作業をしたい時もストレスフリーで行なうことが出来ます。
iOSアプリの開発をするならMac一択
iOSアプリの開発をするにはXCodeと言う統合開発環境(IDE)を使うのが一般的です。
しかし残念な事にこのXCodeはWindowsパソコンでは利用が出来ません。
今ではDart(Flutter)などを活用してiOSアプリの開発をするケースも増えてきましたが、昔はXCodeほぼ一択だったので、iOSアプリを開発するためにMacを購入した方も多くいました。
ちなみに今でもObjective-CやSwiftを使うならMac一択なのは変わらずです。
エンジニアを目指す人がMacを使うべき理由
ここからはよりエンジニアに特化した内容になっていきます。
まず冒頭に合ったこちらの内容ですが
エンジニアを目指すためにパソコンを買い換えようと思ってるんだけどやっぱりMacがいいのかな?
この質問をされたら僕は迷わずMacをおすすめします。
- 開発環境を整えやすい
- ウェブカメラ・マイク・スピーカーが標準搭載
- 最近の企業はMacを推奨するところが多い
Macは開発環境を整えやすい
Macには標準でターミナルというアプリケーションがインストールされていて、これを使うことですぐにUnixコマンドを使うことが可能です。
このUnixコマンドを使うことでお馴染みのGitコマンドを活用したり、様々なライブラリをインストールするためのパッケージ管理ツール「homebrew」などを利用することが出来ます。
WindowsパソコンでもUnixコマンドを使えるようには出来ますが、新たにソフトをインストールしたりする必要があるため、初心者には若干ハードルが高めです。
標準装備ですぐにリモートワークが始められる
MacBookの全てのモデルにはウェブカメラ・マイク・スピーカーが標準で搭載されています。
これによりネット環境とMacBookさえあれば、ドライバーのインストールを一切せずにビデオ通話をすることが可能です。
最近ではリモートワーク(テレワーク)をするエンジニアも増えているので、カメラ・マイク・スピーカーは必須です。
Macを推奨する企業が急増加
最近ではMacを推奨する企業が増え、殆どのITベンチャー企業はMacBookを使う傾向にあります。
そのためWindowsパソコンしか使えない状態で入社してしまうと、MacBookの使い方から覚える必要があります。
エンジニアとして初仕事なのにパソコンの使い方で躓いていては先が思いやられます。
そうならないためにも今のうちにMacの操作に慣れておくと良いでしょう。
エンジニアを目指す人が使うべきおすすめパソコン
パソコン選びで一番悩ましいのがスペック(性能)です。
まず結論から言うとエンジニア歴7年の僕がおすすめするパソコンは
CPU2.2GHz 6コア Intel Core i7
メモリ16GB
ストレージ256GB以上です
具体的には今ちょうどAmazonのタイムセール祭りでセール対象になっているこの辺りの商品になります。
Webサービスやアプリを開発する際には複数のソフトを同時に起動する必要がありメモリは8GBだと正直足りません。
メモリの性能を上げると価格が数万上がってしまいますが、最低でも16GBを選ぶことをおすすめします。
ディスプレイのサイズは個人的には15インチがおすすめですが、持ち運びを重視した13インチでも良いと思います。
ただし最近発売された16インチは持ち運び適していないサイズなので、将来カフェなどで作業をしたい方は最大でも15インチに留めておくと良いでしょう。
高性能なパソコンで快適な開発ライフを
必ずこのパソコンを使うべきという正解は存在しません。
しかし未来に投資すると言う意味で、生産性などを考慮して選ぶことが重要です。
性能が良いパソコンを使えば待ち時間が少なく、使い慣れているパソコンを使えば操作にも迷いが無く生産性が上がります。
今回紹介したパソコンの価格は20万ですが、将来エンジニアになってたくさん稼ぐための投資と考えれば安いものです。
快適な開発ライフを送るためにも少しでも良い物を購入しましょう。